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Office2007を使ったxml文書の作成:excelとxmlの連携

2009年03月01日作成   1page  2page  3page 


XMLデータの入力


XMLスキーマの対応付けが済んだら、対応付けられたセルをクリックすると、入力が可能な状態になる。



XMLデータのインポート


XMLデータファイルから、ワークシートにデータをインポートすることも可能である。下記の手順でXMLデータのインポートを行なう。


(1) Excelの[開発]タブから [インポート]を選択すると、[XMLのインポート] ダイアログが表示されるので、対象となるXMLデータファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックする。





(2) XMLデータがファイルからインポートされる。




これに社員情報を加えるなど編集を行うことができる。





XMLデータのエクスポート


編集したデータは、XMLファイルにエクスポートする手順は下記の通りである。


(1) Excelの[開発] タブから [エクスポート]を選択すると、 [XMLのエクスポート]ダイアログが表示される。



(2) ファイル名を指定して、[エクスポート] ボタンをクリックすると、データがエクスポートされる。


すると以下のようなXMLデータが保存される。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<ns1:支店別社員名簿 xmlns:ns1="http://www.utj.co.jp/employees-list">
   <ns1:支店情報>
      <ns1:支店名>虎ノ門支店</ns1:支店名>
      <ns1:郵便番号>105-0001</ns1:郵便番号>
      <ns1:住所>東京都港区虎ノ門3-8-27</ns1:住所>
      <ns1:電話番号>03-5733-7611</ns1:電話番号>
   </ns1:支店情報>
   <ns1:社員>
      <ns1:氏名 フリガナ="オオクボ オサム">大久保 修</ns1:氏名>
      <ns1:所属部署名>システム開発</ns1:所属部署名>
      <ns1:住所>東京都○○区○○4-5-6</ns1:住所>
      <ns1:電話番号>03-YYYY-ZZZZ</ns1:電話番号>
   </ns1:社員>
   <ns1:社員>
      <ns1:氏名 フリガナ="アベ ミノブ">安部 みのぶ</ns1:氏名>
      <ns1:所属部署名>総合研究所</ns1:所属部署名>
      <ns1:住所>東京都○○区○○1-2-3</ns1:住所>
      <ns1:電話番号>03-XXXX-YYYY</ns1:電話番号>
   </ns1:社員>
   <ns1:社員>
      <ns1:氏名 フリガナ="ヨコオ トシキ">横尾 俊樹</ns1:氏名>
      <ns1:所属部署名>総合研究所</ns1:所属部署名>
      <ns1:住所>東京都○○区○○7-8-9</ns1:住所>
      <ns1:電話番号>03-AAAA-BBBB</ns1:電話番号>
   </ns1:社員>
</ns1:支店別社員名簿>

まとめ

Excel2007は、XMLスキーマとの対応付けの操作もドラッグ&ドロップで行えるなど簡便なインタフェースを提供しており、データ入力も通常のエクセル操作とほとんど変わらない。今回サンプルで提示したように繰り返しが2次元の表で表現できるものについては非常に便利なツールである。

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